ブルーレイディスクの取り扱い方や保管方法や注意点について解説いたします。

ブルーレイディスクの寿命

ブルーレイディスクのような光ディスクの寿命は、「10年以上」もつと言われています。

製品によっては、それ以上の年数もつと記載されているものがありますが、目安としては10年以上と考えておいた方が無難です。

データそのものは半永久といわれますがディスクも所詮は物ですので、取り扱い方や保管方法によって寿命が大きく変わってきます。

ですので、長くもたせるには保管方法がとても重要になります。

ブルーレイディスクの取り扱い方

まずは、基本的なことですがブルーレイディスクの出したり入れたりの取り扱い方について。

記録面にはもちろん手でふれないで下さい
指紋や傷がついたりしますので、ダメージとなります。

取り扱う時には、メディアの端をつかんで出し入れしてください。

ブルーレイディスクの保管場所に注意!

そして、ディスクの保管場所は注意が必要となります。

光ディスクというのは、けっこうデリケートなものなので、どこでも置いていいものではありません。保管場所によっては寿命が短くなります。

以下が基本的な注意点となります。

  • 直射日光をさける
  • 急激な温度変化のある場所におかない
  • 湿気の多い場所におかない
  • ホコリのつくような場所におかない

厳重に守るには、精密機械用の湿気や紫外線を防ぐような専用ボックスなどもあります。
または、簡易的にプラスチックのボックスに「乾燥剤(シゲルカルなど)」を入れるという手でもよいですね。さらに、紫外線をさけるために透明ボックスでなく、黒いボックスですと効果的。

とはいっても、そこまで神経質に注意するのも大変なので、直射日光があたらず、湿気がそれほど酷くない部屋に置くぐらいでよいと思います。

ブルーレイディスクの収納ケースの選ぶポイント

そして、ブルーレイディスクは収納ケースに入れて保存しますが、もちろん収納ケースを選ぶにもポイントがあります。ケースも寿命が大きく変わる要素の1つ。

収納ケースに最適なのは、音楽CDケースのような「プラスチックケース」タイプが一番よいです。
また、同じように「ブルーレイケース」や「トールケース」でもOK。

その理由としては、「不織布」にメディアをはさみこむタイプのケースですと、メディアの出し入れで擦れてキズがついたり、何らかの圧力が変にかかって歪むことがあります。そうなると、ディスクが読み込めなくなるといったトラブルに発展するので、あまりオススメできません。
なので、メディアに負担のかからないプラスチックケースが最適となります。

さらに、日光の紫外線を防ぐなら「クリア(透明)」より「黒」のケースがオススメ。
クリアだと、光が通りますし。

どうしても不織布を使わないといけない場合

しかし、大量のメディアを保管する方は、置き場のスペースの関係上どうしても不織布を使ったケースでないといけない場合があります。

なので、そういう場合はしょうがないのかもしれません。
なるべく大事なものだけは、プラスチックケースに分けて保存するという対処で。

ちなみに、不織布を使う際は「ブルーレイ用」を使用して下さい。

DVDは、ブルーレイより記録する面が深いので、傷で読めなくなっても研磨することで読めるようになったりするので、多少の傷にも強く少しあらめの不織布でも大丈夫だったりします。
しかし、ブルーレイは傷に弱いので、すごい優しい不織布でないといけません。ブルーレイ用は、その点を考えられていますので、そちらを使用して下さい。

ちなみに、収納ケースについては以下の記事にまとめていますので、参考までにどうぞ。

まとめ

ブルーレイディスクを長期保存するには、品質のよい製品を選ぶことも大事ですが、保管方法が大切となります。少し面倒かと思いますが、大切なディスクを守るために注意された方がよいです。

あと、ディスクの寿命がとても心配でしたら、時をズラして複数のディスクに保存したり、同時にハードディスクドライブにもバックアップという方法もあります。まあ、大変ですが。

ちなみに、光ディスクよりビデオテープの方が長期間保存に向いているので、ビデオにダビングするのも一つの手ですが、あまり現実的な手段ではありませんね(笑)

それでは、ブルーレイディスクの保管方法・注意点でした。

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