Ultra HD Blu-rayとは、ブルーレイの次の新世代メディアです。

企業団体のブルーレイディスク アソシエーション(BDA)が策定した規格で、簡単にいうと「4K画質に対応したメディア」となっています。

「Ultra HD Blu-ray」が正式名称ですが、略称で「UHD BD」や「UHDブルーレイ」と呼ばれています。
「Ultra HD」は「Ultra High Definition」の略で、超高精細を意味しています。
ちなみに、BDは(HD=High Definition)、DVDは(SD=Standard Definition)となっており、HD画質とかSD画質とも呼ばれていますね。

3つのポイント

UHDブルーレイは、「4K解像度」「HDR」「色域」が大きな特徴となっています。

4K解像度

大きな特徴は、「4Kの解像度」の映像を表現できる点です。
従来のブルーレイではハイビジョン映像(2K=1920×1080画素)の4倍の「3840×2160画素」を収録できます。それによって圧倒的な高精細になり、よりリアルな映像となっています。また、スポーツなどの素早い動きも、よりなめらかに。

HDR

次に、「HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)」を採用することで、明暗の表現の範囲が広くなりました。
それによって、明るすぎてただの白色になっていたところが微妙な明るさを表現でき、さらに暗い色はただ同じ色のように暗かった色が微妙な陰影を表現できるように。従来では実現できなかった明暗が表現でき、より自然な映像に。ブルーレイと比較すると輝度の表現が約10~100倍となっています。

色域

最後に、表現できる色の範囲が広くなり、「自然界に存在する色をほぼ100%」表現できるようになりました。ブルーレイの色域規格(BT.709)では約74%ですが、UHDブルーレイの色域規格(BT.2020)によりその表現を実現可能となりました。

対応している再生機器

パナソニックは、2015年11月にUHDブルーレイに対応したブルーレイレコーダーを世界で初めて発売しております。
それを皮切りに、各メーカーぞくぞくと対応したレコーダー/プレイヤーを販売。
ちなみに、まだ「再生のみ」で4K/8Kの録画まで対応したレコーダーは販売されていません(2018年2月現在)。

ゲーム機では、マイクロソフトの「Xbox One S」がUHDブルーレイの再生に対応しています。

おわり

UHDブルーレイ対応のプレイヤーが販売されたことで、UHDブルーレイ版のハリウッドの映画タイトルや4K画質の自然映像作品などがぞくぞくと販売されております。

今後、UHDブルーレイ映像商品が広まり、高品質な映像を視聴することが当たり前になってくると思います。しかし、ブルーレイに比べると価格が高いので、セレブな楽しみとなりそうですがね(笑)

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